先日、堺市で開催された「令和八年堺市消防出初式」にて、書道家・桔梗のパフォーマンスが無事に終了しました。
ご来場いただいた皆様、そして運営に関わられた多くの皆様、本当にありがとうございました。
江戸時代から続く、一年の防火と安全を祈願する消防の仕事始め「出初式」。
今年は素敵なご縁をいただき、この伝統ある行事に参加させていただきました。

古式ゆかしい梯子乗りの妙技や、迫力ある一斉放水を間近で拝見し、地域の安全を守る皆様の結束と高い志に深く感銘を受けました。新年の澄んだ空気の中で、防災への意識を新たにする素晴らしいひとときとなりました。
朗らかな天気に恵まれた出初式
実は今回、この日のために昨年から入念な準備を重ねてきました。 リハーサルを含め、大袈裟に言えば「全社をあげて」取り組んできたプロジェクトです。
外でのパフォーマンスとなると、やはり心配なのは天候と寒さ。桔梗は書道家としてのプライドで、大雨でもパフォーマンスは問題なく遂行すると申していましたが、やはり観覧の都合もあります。晴天を願う年末年始。
けれど当日は、1月とは思えないほどの温かい陽気に包まれました。 まるで春が来たのかと錯覚するほどのポカポカ陽気。これまでの準備や緊張が空に通じたのか、思わず神様仏様の存在を感じてしまうほどでした。 このお天気だけで、もう胸がいっぱいになってしまいました。

音楽隊との共演、音と書の響き合い

出番は11時前、堺市消防音楽隊の皆様とのコラボレーションです。勇壮な演奏が広い防災センターの会場の空気を震わせます。その中で、アナウンスと共に桔梗が登場しました。

そのリズムと呼応するように桔梗の筆が走る。 耳から入る「音」と、目に映る「書」。広いステージで、異なる二つの芸術がその場で溶け合い、一つの作品として立ち上がっていく様子は、リハーサルで何度も観ていた私自身も鳥肌が立つような体験でした。

一人で書くのとは違う、誰かと呼吸を合わせて作り上げるからこそ生まれる熱量。 まさに「共創」のエネルギーが、観客の皆様にも伝わっていたら嬉しいです。
ところで、「和衷協同」という言葉。
「心を一つに、お互いに誠意を持って協力して、共通の目的に向かって力を合わせて取り組むこと」を意味します。出初式の理念に準じた素敵な言葉ですよね。しばらくは、堺市総合防災センターに飾っていただいているはずです。
気軽にゆっくり楽しめるカフェも併設された施設です。ぜひ、日頃から防災意識を高めるついでに、書もお楽しみくださいませ!
堺という街の温かさ

今回の出初式では、堺市のために尽力されている多くの皆様とご挨拶させていただくことができました。
皆さん、本当に温かい。 言葉を交わすたびに、この街にある「横のつながり」や、人と人とが支え合う空気感を肌で感じ、改めて堺という場所が好きになりました。

年始のお忙しい中で、弊社の日々の発信を見てお越しいただいた方も多くいらっしゃいました。中には「出初式」に初めて参加された方もおり、「消防隊の技能に触れられる機会があるなんて知らなかった。これから毎年参加したい!」というような声もいただきました。もう、嬉しい限りです。
そんな温かい眼差しに見守られたことで、桔梗らしい書を納めることができたと思います。
今年も多くの場所でお会いしましょう
当日は時間の関係もあり、お越しいただいたすべての皆様にご挨拶が叶わなかったかと思います。そこだけが少し心残りです。しかし翌日以降、会社の公式LINEから「先日のソフィア堺に続き参加しました!」「万博のパフォーマンスも見に行っていました!」など嬉しいメッセージがたくさん届き、桔梗と共にホクホクした気持ちです。
今年も展覧会をはじめ、皆様と直接お会いできる機会をたくさん作っていく予定です。 今回の出初式でいただいたご縁を大切に、また新しい「場」を作っていけたらと考えています。
素晴らしい一年のスタートを切らせていただき、本当にありがとうございました。 本年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
▼出初式の写真








